『まんがでわかる ECビジネス』の感想
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3行要約
- ECと実店舗の本質は同じ
- サイトを見に来てくれる人がどういった人たちなのか、お客さん視点で考える
- ファンを増やすことが新たな集客へ繋がる
ECと実店舗の本質は同じ
ECビジネスについて、解説を交えながらマンガで解説した本です。ECにおける成功や失敗をマンガのキャラクターとともに体験しつつ、ECビジネスの本質を理解できます。
特に印象に残ったのは、ECと実店舗の本質は同じものであるということです。実店舗があっても集客しなければお客さんは来ません。これはECでも同じことです。これだけではなく、お客さんの購入の決断を後押しする、お客さんとの信頼関係を大切にする、など実店舗で大切なことはECでも同じく大切です。本書で著者も言っている通り、ECサイトのオープンはリアル店舗を1つオープンしたのと同じ、と考えるとしっくりきます。
マンガパートが面白い
たいてい「マンガでわかる」系の本のマンガパートはあまり凝ってないし読んでいて面白いとも思わないのですが、この本は結構面白いです。物語の起承転結もしっかりしてるし、登場人物のキャラクターや物語での役割もよく練られていて、よくできてるなあと思いました。他のマンガでわかる本は実質的に解説の文章がメインでマンガがオマケといったことが多いのですが、この本はちゃんとマンガがメインになってます。マンガパートを読むだけでも面白いし、著者の伝えたいECの本質もある程度つかめるのではと思います。
感想
Shopifyの勉強を始めるにあたってECの全体像をざっくりと知りたかったので読んでみました。マンガでわかりやすくECビジネスの本質をつかむことができる良書でした。ECに参入するにあたっての最初の一冊としておすすめです。