『いちばんやさしいGoogleアナリティクス4の教本 第2版 人気講師が教えるサイト改善につなげる顧客理解の基本』の感想
いちばんやさしいGoogleアナリティクス4の教本 第2版 人気講師が教えるサイト改善につなげる顧客理解の基本
Googleアナリティクス4(GA4)の解説書です。
副題に「サイト改善につなげる顧客理解の基本」とあるのでマーケティングの話も絡めてGA4を解説してくれるのかと思いきや、そういった話はほぼなし。大半がGA4の操作説明でした。とはいえ書籍の紹介文を読むとGA4の解説がメインだということがわかるので、これは私の期待が的外れだったということでしょう。
内容については画面のスクリーンショットが豊富で説明もわかりやすかったです。ただ、全くの初心者向けではない印象でした。旧版のGAに触れたことがある人やWebマーケティングの知識がある人がGA4に入門するために読むならよさそうです。もうちょっと初心者向けかなと思って読み始めたものの意外とそうではなく、パラパラと流し読みして読了としました。悪い本ではないですが、自分のニーズと合ってなかったです。
本書の内容と直接関係ないことですが、Amazonのレビューについてコメントしておきます。本書のAmazon商品ページには販売開始直後から複数のレビューがついていましたが、ほとんどVine先取りプログラム(レビューする代わりに商品を無料で提供してもらえるプログラム)のレビューでした。当然、高評価のレビューばかりです。技術書というニッチなジャンルの本だからレビューが付きづらいだろうしマーケティング的にはそうするのが正解なんでしょうが、こすいことすんなよと思ってしまいます。他の「いちばんやさしい」シリーズの本でもVineのレビューがあったので、出版社の方針がそうなんでしょう。レビューという良くも悪くもユーザーの本音が表れる場所を操作しないでほしい、というのが正直なところです。技術書であれなんであれ名著ならたとえ時間がかかったとしても売れ続けるものなんだからもっと自社の本を信じてやれと思いますが、まあこれは綺麗事でしょうね。