『エンジニアのための自己管理入門 堅牢でスケーラブルな働き方を構築する技術』の感想
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タグ: エンジニアのための自己管理入門 堅牢でスケーラブルな働き方を構築する技術
エンジニア向けのセルフマネジメントのノウハウをまとめて紹介している本です。
本書の主張は「リソース(モチベーションや時間、体力など)を自分の手で適切に管理しましょう」というもので、それを仕組みで達成するための理論や方法を紹介しています。この手の本は理論的な裏付けのない著者の経験を語るだけになりがちですが、そうした本に比べて本書は客観性・網羅性を意識して書かれている印象です。取り上げている範囲が広いので何かしら参考になる箇所はあると思います。
1つ気になったのは実践ステップが薄いことでした。ふむふむなるほどと読み進めるものの、ただそれだけで終わってしまいそうな本です。巻末の付録としてアクションプランが列挙されているのですが、これを各章に「やってみよう」みたいな形で提示してくれたらよかったのにと思いました。全体をざっと読んだあと巻末のアクションプランを実行しつつ本文をじっくり読み返す、という形で読むのがよさそうです。
個人的には本書に従って自分の欲求や価値観を棚卸ししてみたところ、新たな発見があったというより既存のものを再確認した、という結果になりました。劇的な気づきがあったわけではないですが今一度自身を振り返るきっかけになったので、読書体験としてはよかったと思います。自分を客観視するための一冊としておすすめです。